BRITISH BEAT CLASSIC - ルーツ系ブルース、R&B、ロックンロール・ガイド for ブリティッシュ・ビート・ファン -

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チャック・ベリー(土田編)

土田:

HAIL! HAIL! ROCK N' ROLL / CHUCK BERRY

私がチャック・ベリーを始めて聴いたのは確か中二だったと思います。

きっかけはフジテレビ!じゃなくてもちろんビートルズのスタークラブ、
あと同時進行的にストーンズもあったと思います。

初めて聴いた時は・・・「何かスカスカな地味な音だなぁ。しかも全部同じ曲に聴こえるし」です(笑)。
でもまさか今となってはこのテの「全部同じに聴こえる様なタイプの曲」を
ここまで好きな人間になってしまうとは当時のあのクソガキも想像しなかったであろう(笑)

とは言ってもチャック・ベリーはそんなにしょっちゅうは聴きませんね。
て言うのも、カッコいいカバー・バージョンが多いからです。
あとあの甲高い声が個人的に好みではないので。
でもRoll over beethovenやMaybelleneはオリジナルが一番迫力があると思います!

そこの奥さん!チャック・ベリーがどんな人かを2分で理解する方法がありますよ。
それは映画Hail hail R&RのRoll over beethovenを見る事です。

曲の途中で打合せでは無かった箇所にいきなりあのギターソロを挟むんですよ(笑)。
その時のバンドメンバーの顔が見所です!
正直そこだけ見れば良いといっても過言ではない(笑)

今回はあまり語られる事のない曲を紹介させて下さい。
●1曲目はR&R Raritiesに収録されているBeautiful delilahの別テイクです。
基本的にはほとんど同じですが、イントロのギターリフなどのアレンジが全然違っており、
こっちの方がはるかには・る・か・に良いです!何でボツになったのか意味が解りません。
●2曲目はMore R&R Raritiesに収録されているMy mustang fordです。この曲は個人的には1番好きです!!
何でかって?ノリが良いからに決まってんだろ!文句あんのか?(笑)
あとあの定番のギターソロを何回もやるからです!
チャックベリーの曲でこんなにギターソロを挟む曲は他に無いんじゃないかな。
あともう一つ、タイトルがカッコイイじゃん(笑)

BEAT-NET:コメント

映画「Hail hail R&R」は最高ですよね。
チャック、ボ、リトル・リチャードの3者対談が、私は大好きです。

特にリトル・リチャードは人間ばなれしています。
同じ人間に思えません。

LONDON ROCK & ROLL SHOW

それと
「LONDON ROCK & ROLL SHOW」
というDVDがあります。

チャック・べ、ボ、リトル・リチャード、
ほかジェリー・リー・ルイス、ビル・ヘイリーなんてトコが出ていたりする
1972年のライヴ映像です。

正直、DVDの内容、質ともにイマイチなのですが、
そのリトル・リチャードは圧倒的な濃さです。

実は個人的な最大の見所は
ウィルコ・ジョンソンの長髪時代のプレイが見れることだったりします。
(ちなみにHEINZのバックで、ホンのわずかしか出てこないですが・・・)


土田:コメント

いつもの事ながら語ると観たり聴きたくなるもので、
映画Hail hail R&Rを観たのですが、面白さが倍増してますね!

あの三者対談良いですね〜。
特にリトル・リチャードがパット・ブーンに対してブチ切れてる所が面白いですね!
あの人は当然の様に普段から喋る声もバカでかいんでしょうね(笑)

あとRoll over beethovenはもう一つ見所がありました。
『チャック・ベリーがいきなり指差してキース・リチャーズに弾かせるムチャ振りギターソロ』です!!
あの2分間でキース・リチャーズは恐らく寿命が1年縮まった事は間〜違いない!(笑)
あの映画ではキース・リチャーズでさえ常識人に見えますね(笑)

でもやっぱりリトル・リチャードの生涯最高のシャウトパフォーマンスは例の映画の
「俺様のワッパブルバッブワッベンブンの方が骨が有る!
しまいにはロング!トール!サリーまで持って行きやがった!」
でしょう(笑)。あれを超える物が他にあるでしょうか?(笑)


立川トレビアン:コメント

チャック・ベリーの『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』は、
私も大好きです。
「オレは死なない」
とキース・リチャーズにいい放ったあの瞬間から、
私は多分彼は死なないだろうと確信しています。
だって本人がいっているんですからね。
周りがグチャグチャいう問題じゃないでしょう。


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